例えば、地球を初めて見る宇宙人に「罠」を説明するとしたら、どうやって説明する?「劇団員」の成り立ちとか、いや、前提としてこの地球についての説明から始めるのかな。

林がざわめき霧で隠れる素顔

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曇っている休日の日没にシャワーを

少年は夜中の三時に目が覚めてしまった。
夏休みもすでに10日くらい経った夏だった。
暑さと湿気で寝苦しく、熟睡できなかったのだろう。
せんぷうきは室内のぬるい空気を撹拌しているだけで、全く涼しくならない。

暑くて寝れないし、お腹も減ったので、少年は大好きなカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を漁り、野菜と肉を切りそろえ、炒めたり煮込んだりした。
空が明るくなってきた頃、台所からは、美味しそうなカレーのいい香りが漂ってきた。

雪の降る水曜の日没は歩いてみる
甲斐の国は果物大国と言われるくらい、果物の栽培が盛んだ。
日本でなかなか無い海なし県で、富士山などの山々に囲まれている。
ということから、漁業もできなければ、稲作もまったく盛んではない。
そこで、山梨県を治めた柳沢吉保が、フルーツ栽培をすすめたのだ。
他の県よりも有名な名産が欲しかったのだろう。
甲府の水はけの良さと、山国ならではの昼夜の温度の差は美味しい果物を生み出す。

控え目にダンスする妹と壊れた自動販売機

夏休みも2週間くらいたった頃の夕暮れ時。
「缶ケリ」で鬼になった少年は、とてもお腹がペコペコだった。
捕まえても捕まえても、缶をけられてみんなが逃げるので、もうこの遊びは終わりが見えない、とため息をついた。
へとへとに遊び疲れて家に帰ると、扉を開ける前に、今日の晩御飯が分かった。
メチャンコうまそうなカレーの香りに、少年は疲れがふっとんだ。

じめじめした休日の明け方は料理を
店内のお客様は、ほとんどが日本人だという感じだったのでその光景にびっくりした。
そしてお客様は、ほとんどが日本人という状態だったので、その雰囲気にも驚いた。
なんでも、韓国のスキンケア用品は肌が若返る成分が多く含まれているとか。
もちろん、コスメにも惹かれるけれど店番の人の日本語にも凄いと思った。
日常生活程度なのかもしれないが、日本語が支障なく話せている。
私は、過去に勉強した韓国語を使用できると思って行った韓国だけど、使わなくても大丈夫なようだ。
仕事で使用するなら、努力次第で外国語を話せるようになるという事を証明してくれたような旅行だった。

ぽかぽかした平日の夕方は友人と

個々で、嗜好や好みが存在すると思っているけれど、それを聞いてみるのが好き。
仲の良い子に質問してみたところ、金、パステルカラーのランジェリー恋人のことが大好きとの事。
そして、異性の血管の見える手。
それと、スペイン語の巻き舌。
自分には不明。
リンゴ飴、肌に直接ニット、アバクロの香水、声の高い若い人が好きだと、言ってみた。
全く理解できないと言われた。
まさにこれは、フェチという分野だという。

月が見える土曜の早朝にシャワーを
今日この頃、子が外で遊びたがらない。
日差しが強いからか、家の中で遊べるものが非常に楽しいからか。
ある程度前までは、ものすごく運動場に出かけたがっていたのに、今日この頃は、ほんの少しでも出かけたがらない。
なんというか、父だと、まったくもって困ることもないので、気にしてはいないがですが母親としはちょびっとでも考えている。
けれど、蒸し暑い場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

前のめりでダンスする彼と公園の噴水

オフィスで話すようになった女性がいる。
今までに出会ったことのないような女性で、彼女の話はいつも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
保育士免許、スキューバーの資格、インテリアコーディネイター。
英検1級、総合旅行業務取扱主任者、元客室乗務員。
公認会計士も持っていると噂。
さすがにこれを幼馴染に話してみたところ、あなたの聞き間違いじゃないかと思う、など言われたけれど。
彼女は、父親と同い年の上司と職場結婚で寿退社していった。

のめり込んで走る母さんと夕焼け
「夕飯はカレーよ。」
少年はお母さんが言った今のセリフを耳にした途端、無意識にニッコリ笑った。
少年は学校から帰って、麦茶を飲みながらダラダラとテレビを見ていたところだった。
今日は格別に西日が暑い。
窓際では風鈴が思い出したように鳴っていた。
TVでは、かつての懐かしいアニメをやっていた。
今日の放送は「一休さん」をやっていた。
こんな頭の良い坊主がいたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は思っていた。
しかし、鍋のフタの隙間からカレーの香りがにおって来たとき、少年はアニメのことなんて頭から飛んでいってしまった。

陽の見えない土曜の夕暮れに外へ

娘とのコミュニケーションをとればとるほど、子供はたいそう好感をもってくれる。
生まれてすぐは、会社の業務がめちゃめちゃ激務で、会うことが少なかったため、まれにふれあっても近寄ってくれなかった。
実の親でありながらと哀しい胸中だったが、仕事が激職だからと甘んじずに、つねに、休みの日にお散歩に連れていくらようにした、抱っこしても、お風呂でも泣かれないようになった。
最近、仕事で家を出る時、私が居なくなることが悲しくて涙を流してくれるのがほほがゆるむ。

気どりながら口笛を吹くあの人と紅葉の山
そんなに、テレビドラマは見ないが、最近、それでも、生きていくを見逃さずに視聴している。
犯人側の親兄弟と被害者側の両親と兄達が会うことになってという流れで、ふつうに考えてあるはずがない内容だ。
被害者側の家族と殺人犯の両親と妹のどちらも不幸なめにあっている様子がえがかれている。
ストーリーの雰囲気はめちゃめちゃ暗いと思うが、しかしその分、ビジュアルはきれいなようにされている。
花や自然の映像が非常に多く、牧歌的というのかきれいな映像がものすごく多用されている。
これから、流れがどうなっていくのか想像がつかないけれど、ちょっとでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

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