「ビール」が好きな人もいるだろうし、嫌いという人もいると思う。なんとも思ってない人も。アナタにとって、「フライドチキン」って、どう?

林がざわめき霧で隠れる素顔

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騒がしく体操する彼と壊れた自動販売機

少年は、今日は学校の給食係だった。
マスクと帽子を着け、白い割烹着を着て、他の給食当番達と、今日の給食を給食室へ取りに行った。
今日の主食は、お米じゃなくてパンだった。
バケツみたいに大きな蓋付きの鍋に入ったスープもあった。
少年は、最も重い瓶入り牛乳は、男が運ぶべきだろう、と考えていた。
クラス皆の分だから38本ある。
なので自分が、バットに入った瓶入り牛乳を持ったけれど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
瓶入り牛乳は重いので女の子に運ばせたくはなかったけれど、クラスで気になっているフーコちゃんと一緒に教室まで歩ける、と思った少年は、少しドギマギしながら、何も言わずに2人で牛乳を持って行くことにした。

目を閉じて自転車をこぐ彼と夕立
憧れのウォッカの国、ロシアに、一回は行ければと夢を持っている。
英語のクラスに無謀さを感じた時、ロシアの言語を息抜きにやってみようと検討したことがある。
しかし、書店で読んだロシア語のテキストを見て一時間ほどでやる気をなくした。
動詞の活用形が突き抜けて複雑だったのと、会話のあの巻き舌だ。
旅行者としてズブロッカとロシア料理を目指して行きたいと思う。

ぽかぽかした休日の朝は冷酒を

けっこう縫物の為の生地は金額がする。
娘が幼稚園に2週間後に入園するので、入れ物がいるのだけれども、しかし、思ったより縫物の為の生地がばかにならなかった。
目立って、アニメのキャラクターものの縫物用の布なんて、ものすごく高かった。
幼児向けのキャラクターものの布がすごく高かった。
持っていく大きさのの入れ物を買った方が早いし、安価だけれども、しかし、へんぴな所なので、園に持って行っている人は皆、お手製だし、隣近所に売っていない。

凍えそうな土曜の朝は友人と
とても甘いおやつが好みで、甘いケーキなどを自作します。
普通に手動でしゃかしゃか混ぜて、型に入れオーブンで焼いて作成していたのだけれども、最近、ホームベーカリーで作ってみたら、とっても楽でした。
こどもにも食べさせるので、ニンジンをすって混ぜたり、リンゴを混ぜたり、栄養が摂取できるようにしています。
シュガーが少なめでもニンジンや野菜の甘味があるので、笑顔で口にしてくれます。
このごろは、スイーツ男子なんて表現もテレビであるから変ではないのだけども、しかし、昔は、ケーキを焼いているいるといったら不思議に思われることが多かったです。
このごろは、お菓子をつくる男が増えたねと言われたりします。

騒がしくダンスする兄弟と横殴りの雪

北方謙三版の水滸伝の血が通っていて凛々しい登場人物が、オリジナルの108星になぞらえて、主な登場人物が108人でてくるが、敵方、権力側の登場キャラクターも人間味あふれているのがいて、血が通っていると思える。
登場キャラクターに実際の人の様なもろさがうかんでくるのもかつまた、はまっていたわけだ。
心が弱いなりに自分の夢とか未来の為に出来るだけチャレンジしているのが読みあさっていてはまる。
読んでいて楽しい。
それでも、ひきつけられる人物が悲しい目にあったり、希望がなくなっていく流れも胸にひびくものがあるから魅力的な大衆小説だ。

よく晴れた土曜の夜に座ったままで
人間失格を読破して、主人公の葉ちゃんの想いも共有できるな〜思った。
葉ちゃんは、生きる上で誰でも持っている部分を、たくさん抱いている。
それを、自分の中だけに秘めないで、ビールだったり女だったりで、解消させる。
最終章で、居酒屋のママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
ここで初めて、主人公の葉ちゃんは不器用なんだろうなと、心から悲しくなってしまう。

余裕で走るあの人と冷めた夕飯

作家である江國香織の文庫本に登場する女性は、どこかアンニュイだ。
例えれば、東京タワーの詩史。
他にも、がらくたの柊子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠された部分を、大げさにして表した形かもしれない。
一番クレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
待っていれば迎えに来る可能性もあるあのひとを待ち、たくさんの場所に引っ越しをする。
あのひとを忘れることなく、再び会えると思い込んで。
しまいに「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に告げられるが、彼女には全くよく理解されない。
この部分が、この作品の最高にクレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子にはなるべく座りたくないけれど、神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーでも綺麗でせつない女性たちが大大大好きだ。

泣きながら自転車をこぐ君とあられ雲
新入社員の頃に、よく理解していなかったので、目立つトラブルをひきおこしてしまった。
悔いることはないと言ってくれたお客さんたちに、感じの良い訂正の仕方も浮かんでくることがなく、泣いてしまった。
同じく新人らしきお客さんが、スタバのラテをどうぞ、と言いながらくれた。
ミスで2つオーダーしちゃったんだ、と話しながら全く違う飲み物2つ。
高身長で、ひょろっとしていて、とても優しい表情をした良いお客さん。
申し訳なかったな、と思う。

風の無い平日の午前は歩いてみる

オフィスで働いていたころ、いまいち退職する機会がこなかった。
絶対辞めたかったわけではないから。
チームで働く気持ちがないのかもしれない。
でも、その日、真剣に辞めると目を見ていった。
こんな日になぜかは分からないが、普通はすごく気難しいと感じていたKさんが、こっちに向かってきた。
話している中で、ほとんど気持ちを知る余地もないKさんが「この業種、しんどいよね。おまえはあと少しやれると思うよ。」といった。
なんだか悲しくなった。
そして、会社の帰りに、会社に辞めることを無かったことにしてもらった。

ノリノリで跳ねる兄弟とぬるいビール
此の程、大衆小説を読みふけることは少なくなったが、1年前に北方さんの水滸伝に心を奪われていた。
別な水滸伝を読んだ時は、物足りなくて、没頭することはなかったが、北方謙三さんの水滸伝を読み進めたときは、興奮して、読むのが止まらなかった。
業務の休憩中や家に帰ってからの食事中、湯船の中でも読んで、1日一冊ずつ読んでいた。
登場キャラクターが血が通っていて、男らしい作中人物がすごく多人数で、そんなところに心を奪われていた。

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